11/25/2023
司法試験の合格発表から2週間以上経ち、11月27日の令和5年度司法修習生採用選考申込み(第77期)の期限が迫っています。77期の実務修習(修習)に参加予定の方の中には、修習希望地をどこにするか、まだ迷っている方もいるのではないでしょうか?
今回は、74期〜76期の司法修習経験者に、実際に行った修習地(東京・横浜・仙台)について話を聞きました。
(ライター:棚橋/The Law School Timesディレクター)
・東京は事件の数も種類も多く、その分バリエーションに富んだ経験をすることができた点(74期)
・慣れてる土地で楽、実務で働くのが東京でありその東京での運用を知れる、気の置けない仲間ができた(76期)
・配属される修習生の数が多く、ひとりひとりと深い仲になる機会が少なかった点(74期)
・J、P、B(編集部注:Jは裁判官、Pは検察官、Bは弁護士のこと)で都内大移動になること(76期)
・東京は修習生の数が多いから、修習生ひとりひとりへの指導が他の地方修習地と比べて充実しにくいと聞いていたが、自ら指導を求めていくことで充実した指導を受けることができたこと(74期)
・やっぱり年齢層は高め(76期)
・東京程多くはないが、程よい人数で70人弱気が合う友人が多くできたこと(76期)
・なし(76期)
・想像以上に、気が合う友人ができた。弁護士になっても、つながっていけるような友人ができたことは、とてもよかった(76期)
・人間関係や指導担当との距離感という意味で、40人(1班10人)の人数が丁度よい。真面目な人が多くて平和。飲食店(とくに海鮮)が安くて美味しい(76期)
・強いて言うなら、家選びを真剣にしないと寒い(76期)
・特になし(76期)
いかがだったでしょうか?77期生に向け、お勧めの修習地を聞いた際は「仙台は高裁があり修習も充実しているし、全てが徒歩圏内にあって住みやすくおすすめです。東北は広いので東京からだと中々行きづらいですが、仙台からなら東北六県の素敵な場所を沢山訪れることができます」(仙台・76期)「横浜、充実した修習を送ることができます!」(横浜・76期)と自身の修習地を勧める声も集まりました!修習地を決めかねている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
*回答の一部を抜粋・誤字等を修正した上で、掲載しています。