
8/6/2026
司法試験委員会は8月6日、「令和8年司法試験の実施状況について」を公表し、今年から本格導入されたCBT方式の司法試験において、端末の不具合に伴う試験時間の変更が236件発生したことを明らかにした。試験の中断によって試験終了時刻が正規の終了時刻から最大約3時間30分遅延したケースもあったとしている。
さらに、適正な試験時間が確保できなかった11件については、加点措置を講じるとした。
試験時間変更の件数は以下のとおり。
合計で236件の試験時間変更が行われた。
司法試験委員会は、論文式試験(選択科目および公法系科目第1問)において、端末不具合により適正な試験時間が確保されなかった11件については、救済措置を講じることを決定した。
具体的には、不足した試験時間の割合に応じて、当該科目の素点に加点する措置を実施するとしている。加点は、科目の満点に不足時間の割合を乗じた点数(小数点以下切上げ)となる。
司法試験委員会は、受験者に対して「御不便と御迷惑をおかけした」と謝罪するとともに、今後は運用改善と再発防止に努めるとしている。
令和8年司法試験は、CBT方式が本格導入された初年度の試験となった。今回公表された内容からは、多数の端末トラブルが発生した一方で、試験時間の延長や加点措置などによる対応が行われたことが明らかになった。
ソース:法務省「令和8年司法試験の実施状況について」https://www.moj.go.jp/content/001468125.pdf
