入学前にローの先輩に相談できる？スタダ座談会インタビュー

11/25/2023

The Law School Timesでは、ロースクールに合格された方に向け、「スタートダッシュ座談会（スタダ座談会）」を開催しています。

スタダ座談会は、ロースクール別に開催される合格者と在学生・修了生の交流イベントです。合格者の方は学生生活、予備試験対策、就職活動などに関する疑問を直接先輩に聞くことができます。

中央ロー・慶應ローについては開催済みですが、早稲田ローのスタダ座談会を11月13日（月）に実施予定です！今回は特別に「スタダ大宴会」と称し、中央ロー・慶應ローの合格者の方も参加可能です。現役弁護士の方も登壇される予定です！

そこで今回は、慶應ローのスタダ座談会に参加した小野さんに、座談会の内容や参加した感想を聞きました。

◇スタダ座談会に参加した理由はなんですか？

ロースクールの内部事情に関する情報はインターネットで得にくいため、ロースクール生に直接聞きたいと思ったからです。

また、弁護士の就職活動は一般企業への就職活動と異なる点が多く、実際に就職活動を経験している先輩に対面で話を聞いてみたいと思ったことも大きいですね。

◇スタダ座談会はどのように行われましたか？

まず、全体に向けたパネルディスカッションがありました。ロースクールの在学生・修了生の方が2人ずつ登壇し、学生生活・予備試験対策・五大事務所への就職活動・慶應ローの事務所訪問サークル（編集部注：キャリアに関する活動をするサークル）の活動といったテーマで自身の経験談を話していました。

その後、在学生・修了生と合格者が混ざった5、6人のグループに分かれて、座談会をしました。合格者の質問・疑問に在学生・修了生が答える形で進み、15分ごとにメンバー替えがありました。

◇パネルディスカッションの感想を教えてください。

勉強面では、ソクラテスメソッドや予習量などロースクールの授業の進め方について知ることができました。今まで漠然としていた授業のイメージを掴むことができ、新生活への心の準備ができました。また、在学中受験ができるようになった新制度下でも、予備試験合格は就職活動に有利に働くと聞き、予備試験対策のモチベーションが上がりましたね。

就職活動に関しては、サマークラーク（編集部注：弁護士事務所の夏インターンのこと）に行かないと就職に繋がりにくいことや、そのためのESの提出時期がロースクール入学前であることなど、初めて知る情報が多かったです。弁護士志望のため、もし座談会に参加していなければES提出の機会を逃していたと思うと、怖いですね。

また、四大事務所以外の法律事務所についてほとんど知らなかったのですが、ざっくりとした業界地図を教えていただき、弁護士業界の全体像を掴むことができました。