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【2月28日開催】第二東京弁護士会主催78期修習予定者向けイベントの主催者に、イベントと二弁の良いところを聞いてみた!【PR】
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【2月28日開催】第二東京弁護士会主催78期修習予定者向けイベントの主催者に、イベントと二弁の良いところを聞いてみた!【PR】

1/27/2025

第二東京弁護士会(以下「二弁」)が、78期司法修習予定者向けのイベント「修習のギモンに元教官がお答えします!」を2025年2月28日(金)に開催します。

昨年度から対面(Zoom併催)で行われるようになった本イベント。
多くの参加者から好評の声を集め、さらにパワーアップして帰ってきました。

イベントでは、司法研修所で教官を務めた経験を持つ弁護士2名に加え、若手弁護士(76期)の先生方も登壇する講演会、更に参加者同士や講師陣と直接交流できる懇親会が行われます。

今回は、イベント企画者であり、二弁の副会長を務める永滋康弁護士にインタビューを行いました。イベントの詳細や、二弁のカルチャー、若手弁護士が会務に携わるメリットなどを伺っています。

修習前の不安を解消し、同期や先輩とのネットワークを広げたい方は必見です。

(ライター:晋川陸弥/The Law School Times編集長、写真:諸井)
(提供:第二東京弁護士会)


◇昨年からの対面開催!◇

――今回のイベントの概要と狙いを教えてください

「修習のギモンに元教官がお答えします!」は、2025年4月から修習に入る78期の司法修習生を対象としています。1年間の修習は、一体どんな雰囲気なのか、どれくらい勉強すればいいのかといった未知が多く、また、就職に悩む方や二回試験への不安を抱える方も多いのではないでしょうか。

イベントは二部制で、第一部では、民事と刑事でそれぞれ司法研修所教官を務めた経験のある弁護士と、76期の若手弁護士が登壇し、修習前の疑問点を解消できるような講演会を行います。

元教官からは、修習生に対してどんな目線で指導がなされていたのか、どんな心構えや勉強法が望ましいのかを具体的にお話しします。76期の若手弁護士からは、修習期間のリアルな体験談や就職活動のリアルについて語っていただく予定です。

昨年は対面・オンライン合わせて85名以上が参加した(写真は昨年のもの)


そして第二部では、登壇者・参加者同士が交流していただける懇親会を行います。

――懇親会もあるんですね

昨年から対面形式で開催するようになったので、懇親会を含め、オンラインにはない先輩のリアルな体験談を聞く貴重な機会を提供できるようになりました。講義形式ではなかなか聞けない“ぶっちゃけトーク”ができるのは、懇親会の良いところです。

特に、司法修習生には弁護士会や就職事情などに関して「こんなこと、今さら聞いてもいいのかな?」と思えるような初歩的だけど大事な疑問がたくさんあると思います。

普通の人は「東京に3つ弁護士会あります」って言われて、なんで?っていうところから始まるでしょうし、さらにそれが日弁連と何が違うとか。

せっかくの機会ですので、懇親会では先輩たちに気軽になんでも聞いてほしいと思います。

懇親会は、お酒や食事を交えながら和やかに行われた(写真は昨年のもの)


昨年のイベントの様子についてはこちら!
【独占】第二東京弁護士会主催の修習生向けイベント潜入レポート!

――二弁に入る予定がない人でも参加していいのでしょうか

78期修習予定者はどなたでも大歓迎です。

すでに修習地が決まっている同期同士での交流や、先輩弁護士へ直接質問できることは、何より得るものが大きいです。修習地が決まっている段階で、人脈をしっかり築いておけると、就職情報や勉強の進め方などのネットワークが強固になります修習期間はあとから取り戻せない大事な時間なので、ぜひ多くの仲間を見つけてほしいです。

修習でのコツや、就職にまつわる先輩方のリアルな声を一度に聴ける機会はそう多くありません。また、76期の弁護士は、大手の事務所から、小規模な事務所、インハウスなど、多様なキャリアの弁護士に来ていただくことになっています。

全国的に増えてきているインハウス弁護士の話や、大都市・地方の比較など、「今知っておきたい」情報をお伝えできる機会になればと考えています。


◇来年で100周年。自由闊達で柔軟な二弁なら若手から活躍できる◇

――二弁はどのような雰囲気なのですか

二弁は、その設立の経緯から、リベラルで自由な雰囲気が培われており、若手弁護士でも活躍しやすいカルチャーが根づいているとよく言われます。

具体的には、委員会活動、いわゆる「会務」への参加ハードルが低く、若手を迎え入れる土壌があることが大きな特徴です。

例えば、民事介入暴力対策委員会(通称、ミンボー委員会)や消費者問題対策委員会、司法修習生の受け入れを行う司法修習委員会など、二弁内には多種多様な委員会が存在しています。実務に役立つ勉強会だけでなく、同じ関心をもつ弁護士仲間との繋がりを作りやすいのが大きな魅力です。

また、委員会に所属したからといって、毎回必ず会務を行わなければいけないというわけでもありません。横の繋がりを大切にすることが一番の目的なんです。

さらに、二弁は東京三弁護士会(東京都に所在する東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会の総称)のなかでも「会長・副会長といった執行部を比較的若い期の会員が務めている」ことに特徴があります。

二弁では、キャリア序盤のうちから様々な会務を経験し、委員長や副委員長などを務めながら横のネットワークを広げていくことができます。将来的に業務の幅が広がるだけでなく、弁護士としての自分自身のあり方を見つめ直したり、気づきが得られる貴重な機会にもなります。

私自身、59期ながら6年以上もの間、綱紀委員会(弁護士不祥事の調査・処分を検討する委員会)や倫理委員会に携わり、それ以外にも消費者問題対策委員会医療部会などにも積極的に参画してきました。

こうした委員会活動は、必ずしも収入に直結しないかもしれませんが、「弁護士自治」を支える非常に重要な要素です。弁護士業は孤独に陥りやすい業種ですが、会務活動は、若手のうちからネットワークを構築したり、幅広い実務経験を積むことで、かけがえのない繋がりを作ることができるという大きなメリットがあります。

また、二弁には「若手フォーラム」という組織があり、新規登録弁護士を間塀するイベントや委員会を紹介するなど、若手が活躍できる場面を積極的に検討しています。

――二弁ならではの制度などはありますか

子育て世代向けの支援インハウスロイヤー(インハウス)の支援が整っていることも特徴です。

子育て世代向けの支援で言うと、出産・育児に伴う会費等免除制度・公益的活動義務の免除制度・継続研修履修の免除、さらに保育サービス費用補助制度などを用意しています。

また、二弁は歴史的にインハウスが多く、現在は会員の約1割がインハウスです。これは全国の弁護士会と比べてトップクラスの割合です。そして、JILA(日本組織内弁護士協会)との連携や、任期付き公務員への会費免除などといった各種制度を整えています。

特にインハウス弁護士向けコミュニティのJILA(企業内弁護士の団体)との連携や、中小企業支援・スタートアップ支援など、新たなジャンルの開拓に力を入れており、柔軟で発展的な業務にも取り組んでいます。

――永弁護士は具体的にどのような活動をされてきたのでしょうか

私は、綱紀委員会や倫理委員会と、あと消費者問題対策委員会の中の医療部会などを担当してきました。綱紀というのは、弁護士が不祥事を起こした時に懲戒処分を検討する委員会です。

――まさに弁護士自治の中核的な委員会ですね

また、二弁は弁護修習期間中にも様々な企画を行なっています。例えば、修習委員会が企画する箱根温泉宿での模擬裁判を行う研修など。

東京修習の方限定ですが、参加すると面白いと思います。


◇若手に向けたメッセージと今後の展望 ◇

――78期修習予定者にメッセージをお願いします

弁護士は一国一城の主として独力で戦うイメージがありますが、実際は多方面での連携が重要です。

特に、大きな事務所なら上司や同僚が身近にいますが、小規模事務所や個人事務所だと、問題解決やストレス発散の場を自分で探す必要があります。そういった時、弁護士会の委員会活動や修習同期との繋がりは、その助けになります。

特に二弁は若手の活動や意見を歓迎する文化が強いため、何かをやりたい、と声を上げられる人に向いていると思います。

――イベント参加者に向けてのメッセージもお願いします

「就職先がすでに決まっている人でも、他の人はどういう考えでキャリアを選んでいるのか気になる」「地方就職希望でも、東京の弁護士会や同期と交流を深めたい」という方は、気軽に参加してみてください。

懇親会では、登壇者だけでなく、会長や副会長といった理事者層や先輩弁護士、さらに数多くの若手弁護士が参加する予定なので、普段はなかなか話す機会のない弁護士にも声をかけられるチャンスです。

個々の事情にあわせた具体的な質問や、「インハウス就職を選んだ先輩の話」「大手法律事務所での仕事とプライベート」「2回試験を乗り越える勉強術」「修習期間にこそ体験しておくべきこと」など、ここでしか聞けないリアルな声を直接聞けるはずです。

また、修習中に築く同期の横の繋がりは、その後の弁護士人生においてとても大きな財産になると思います。そうした仲間は、あとから作ろうと思っても簡単に作れないんですよね。ぜひそうしたきっかけにもしていただきたいです。

懇親会では、お酒を交えてのざっくばらんな雰囲気のなか、就職活動や各分野の専門性など、先輩に直接突っ込んだ質問をすることも可能です。ぜひ修習前の不安を一緒に解消し、二弁に所属する様々な弁護士とのご縁を広げていってください。


弁護士 永滋康(えい・しげやす)
弁護士法人 永 総合法律事務所・代表弁護士
第二東京弁護士会・副会長

経歴
慶應義塾高等学校、慶應義塾大学法学部法律学科 卒業
2006年 第二東京弁護士会登録
2006年10月 田宮合同法律事務所入所
2013年1月 藤井・永 法律事務所 開設
2018年3月 永 総合法律事務所 開設
2021年1月 弁護士法人 永 総合法律事務所に組織変更
2024年4月 第二東京弁護士会 副会長就任


◇イベント詳細◇

第78期司法修習予定者向け「修習のギモンに元教官がお答えします!」
(リンクをクリックすると、二弁のサイトに遷移します。)

【日時】
2025年2月28日(金)
●第1部● 講演、パネルディスカッション等 17:00~18:30
●第2部● 懇親会 18:30~20:30

【場所】
弁護士会館10階またはオンライン形式(Zoom)
(第1部はオンライン形式での参加が可能です。)

【参加方法】
下記URLから事前登録の上、参加してください。https://forms.gle/sFK2Ygob8UtnKGzh7

【登壇者】
原田史緒弁護士:

当会会員。四季の風総合法律事務所所属。元民事弁護教官。

宮村啓太弁護士:
当会会員。宮村・井桁法律事務所所属。元刑事弁護教官。

第76期の会員複数名参加

司会
青木 美佳弁護士:

当会会員。宇賀神国際法律事務所所属。フリーアナウンサーとしても活動。現在、第二東京弁護士会広報担当。

【問合せ先】
第二東京弁護士会 企画課:03-3581-2869

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