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司法試験CBT情報更新2025.5.27|メモ用紙配布・デスクトップPCを使用・体験版アンケート実施
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司法試験CBT情報更新2025.5.27|メモ用紙配布・デスクトップPCを使用・体験版アンケート実施

5/27/2025

法務省は5月27日、司法試験CBT化に関する新たな情報を公開した。
https://www.moj.go.jp/content/001437905.pdf

今回の更新内容は主に、メモ用紙配布デスクトップPC使用アンケート実施の3点だ。

◇メモ用紙の配布◇
CBT試験を導入する司法試験(短答式試験、論文式試験)、司法試験予備試験(論文式試験)のそれぞれにおいて、答案構成用紙(メモ用紙)を配布する予定であることが明らかとなった。メモ用紙は持ち帰ることも可能とされている。

司法試験については短答式試験においても答案構成用紙が配布されることにより、自身の解答をメモして持ち帰ることは可能となる。一方で、問題配布がなければ予備校などによる解答速報の作成は事実上不可能となり、試験直後の自己採点ができないことになる。
問題や解答、採点結果の公開時期などが従来通りとなるのか、続報が待たれる。

なお、予備試験の短答式試験については、令和8年度のCBT化を予定していないため、従来通り紙での運用となる。

◇使用PCは会場設置のデスクトップPCに変更◇
これまでは、法務省が用意したノートPCを使用する予定であったところ、CBTテストセンターに設置のPCを使用する予定と変更された。
資料によると、基本的にはデスクトップPCで、19インチ以上や23インチ以上のディスプレイが想定されている。
これまでのモニターサイズは「16インチ以上」であったところ、モニターの大型化が予想される。

◇アンケート実施◇
法務省のページから配布されている司法試験等CBTシステム(体験版)の使用感などに関するアンケートが実施されている。
https://www.moj.go.jp/jinji/shihoushiken/jinji08_00238.html
システムの使用感やオンライン出願の希望、その他CBT化に関する意見を募集している。
体験版は上記ページからダウンロード可能。
法務省の想定スケジュールによると、令和7年中はまだ開発段階であり、アンケートの内容は今後の開発においても十分反映されうるだろう。
アンケート実施期間は本日より6月26日(木)まで。

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